LGA4500フローセル式分析計は煙道やプロセス配管に直接取付できない場合や、実験室レベルでも使用できるように、専用のフローセルに発信器ユニットと受信器ユニットを取り付けたものです。通常のLGA4500のノンサンプリング測定という特徴は失われますが、高感度、低干渉、高速応答(ガス置換を含まない応答は1秒以内)等の特徴は、そのまま発揮されます。LGA4500は非常に狭帯域のレーザー光を使用した分光技術により、測定ガスのみの吸収スペクトラムを得るため、ほとんど干渉を受けません。またチョッパー等の可動部分がなく、一般のNDIR分析計のような光学調整も全く必要とせず、メンテナンスが非常に簡単でさらに校正周期の期間が長い等の特徴を持っています。
仕様
測定方式 | 波長非分散方式赤外線吸収法 |
測定成分 | CO2,HCL,HF,NH3,CO,H2O,H2S,CH4,HCN,CO2,C2H2,C2H4 |
周囲温度 | 0~40℃(結露なきこと) |
アナログ出力 | 4~20mA(最大負荷:500Ω) |
電源 | AC100V±10V 50/60Hz 約30W |
応答時間 | 約30秒(460mmセル、流量2L/分時) |
寸法・質量 | 発信器:288W×188H×388D 約9Kg 受信機:288W×188H×463D 約7Kg |